2008年09月21日

わからなーいわからなーい

チャンピオンたちの朝食 (ハヤカワ文庫SF)
カート,Jr. ヴォネガット
415010851X

SF? このわけのわからなさはある種そうかも。とにかく私自身が落ち込んだ否定地獄にヴォネガットは効くに違いない、とすがるような気持ちで読んだのだが。なんだこれ。ヴォネガットの自己救済には繋がったのかもしれないがわからなーい、わからなーい、ぜんぜんわからなーい。ポリフォニックもいいところ、しまいには作中人物(キルゴア・トラウト)とヴォネガットが対話までしてしまう。たしかにユーモアのセンスは抜群。ばかばかしくておいおい、と笑えてしまう。どうしようもない否定ならこんなふうに拡散して茶化してふざけてしまうしか、対処法はないのかもしれない。それで少しは楽になったか? NO! 結局救済の物語はそれぞれの個人がそれぞれ用意するしかないのだ! 明日からしばらく、目に映るもの全部を××機械、と置き換えて、楽しんでみることにする。

否定機械が何を言うか!
posted by nadja. at 00:49| SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。