2008年09月20日

最後のユニコーン

最後のユニコーン (ハヤカワ文庫 FT 11)
ピーター・S・ビーグル 鏡 明
4150200114

ユニコーンは、たったひとりで、ライラックの森に住んでいた───。

あるときユニコーンは自分が「最後のユニコーン」だと知ってしまう。そんな、まさか。そうして彼女は森を出る。仲間を捜すために。仲間を解放するために。赤い牡牛と対決するために。

プロップの類型にあてはめてみるまでもなく完璧な構成の冒険物語。言葉も美しく、気高い。へっぽこ魔術師のシュメンドリック、良き理解者であるモリー・グルー、厳めしく悲しいハガード王、逞しい騎士リーア王、この世で最も美しい生き物、ユニコーン。想像力が洗い清められるよう。極上の現実逃避に、なりました。
posted by nadja. at 18:48| 小説*海外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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