2008年07月11日

生の暗部へ

誘惑者 (講談社文芸文庫)
高橋 たか子
4061963449

こんな本が絶版になっていたりするような世の中だから「周りがすべて悪いと思っている」なんてな尊大な物言いがまかり通る(まかり通らない?・笑)んだ、現在少数厳選読書期間中につき読後感をぐだぐだ書くことは控えるが、こういう話を「暗い」だとか「うざい」だとか言って忌避する風潮がとことん嫌いだ。暗くてうざいことのなかでしか見えないことがたくさんある。そんなのを全部切り捨ててしまって幸福だの充足だのいってみたところで全部ぺらっぺらのうそっぱちだ。生の暗さに向き合うことは、つまらないことでも面倒なことでもない。
posted by nadja. at 03:58| 小説*日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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