2006年03月25日

なんでだ・・・

普段からレビューなどはちっとも書いていませんがなんかこう書いてないからこそだらだら書いても意味ないぢゃんと思ってしまう昨今なので今日も小ネタで失礼しますが

こんなものが。

何故に今更ウドーなのでしょう。何故にこの時期フェスフェスフェスなのでしょう。残りのアーティストにもよりますが年齢層のかなり高いところをターゲットにしているかと思われるこのフェス、本当はメタリカ呼びたかったんぢゃあないのと思ってしまうこのフェスは果たして成功するのでしょうか。

***

最近は

Minstrel in the Gallery
Jethro Tull
B00006JKOL

こんなのを買ってみたりしました。ロック生誕50年、というBSの特集を年末見たんですがそれが私の初ジェスロ・タルでして、それまでメタリカのグラミーを阻んだバンド、という認識しかなかったのですけど、とにかく無性にかっこよく、またコレを聞いてみたらばフルートの音色が素晴らしく、スケールの大きさにおののきました。とても1975年の作品とは思えない、とてもよい一枚でありました。

温故知新もたまには必要ですね。
posted by nadja. at 03:13| Comment(5) | etc | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月22日

大きな間違い

今日ツタヤに行ったら、

Whitesnake's Greatest Hits
Whitesnake's Greatest Hits


が、「第3世代パンク」の棚においてありました。もしかしたら誰かのいたづらでしょうか。正しい棚に直してあげようと思いましたがHR/HMなんてコーナーはもう既にないので仕方なくそのままにしておきました。カヴァさまと第3世代パンク、トミー・リーと大学生、カレーライスとお刺身(それはうちの夕飯)。

それにしても暑苦しい曲であります(笑)、Still of the Night。
posted by nadja. at 23:11| Comment(2) | etc | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月19日

楽ちん

no music no life、なんつってみても実はそれは逆で、no life no music、であるのであって、あまりに疲れすぎると音楽すら聞く余裕がなくなる、というのを実感している今日この頃です。帰りのタクシー(地下鉄に乗る気力すらないことが多い)の中で口ぽかーんとあけてノイズまじりのラジオを聞いたくらいでしょうか・・・。

今日は休みだったのでツタヤで借りた2枚をまた口ぽかーんとあけて聞いてました。どっちもすごく楽ちん。スタイリッシュ。とても綺麗にまとまっていて程よく心地よく程よくロックで程よくかっこいい、けど時代は流れたんだなあとしみじみ思いました。なんでだろ。私らが若かった(?)頃もこんな音楽はあったような気がするけど(QUIREBOYSとか。ちょっと違う?)こんなにオシャレではなかったんだよねぇ・・・。

Franz Ferdinand Songs About Jane
posted by nadja. at 22:56| Comment(2) | etc | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月15日

トーリ・エイモスご出演

モナリザ・スマイル
ジュリア・ロバーツ マイク・ニューウェル キルスティン・ダンスト
B000ALVYGS

いやいや、トーリフリークですから知ってましたよ、知ってましたけど映画見ないときは全く見ない人なので今の今まで放置してました。

白眉はダンスパーティのシーンでトーリが歌ってるとこ、なんて書いたら怒られるかもしれないけどあとはなんともさっぱりしないストーリィだったのだもの、なんせいい男が一人も登場しないのだから。ジュリア・ロバーツは頬がこけすぎてるし、モナ・リザのように達観した美しさを湛えた女も登場しない。

結婚すりゃそれで幸せ、という価値観もくだらないし、それを批判的に描く、という方法論もなんら新しいものではないし、仕事と家庭の両立という永遠のテーマになんらの解答が提出されているわけでもない、ヒステリックに騒ぎ立てるフェミニズムの域をうまく超えられてない。

けれど私女に生まれてよかったな、とは思った。女であることは男であることよりも多分楽しい。さまざまな制限や限界があってこそ、何もかもが許されてはいないからこそ、楽しい。

とにかくトーリが歌う「あなたは私のもの」を聞いて、やっぱりトーリってば異端児なんだ、この独特のアクセントってばやっぱり最高だわ、と彼女の魅力を再確認した。

モナリザスマイル
サントラ シール トーリ・エイモス
B0000VSBJ6
posted by nadja. at 20:25| Comment(2) | film | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月14日

ヒツジくんはいなかったけど・・・

月のひつじ コレクターズ・エディション
サム・ニール ロブ・シッチ ケヴィン・ハリントン
B00008OJPO


最近何かとヒツジに魅かれるものだから。月とヒツジ、これほどステキな組み合わせがあるかしら、と思って借りたらまあ見事に裏切られた。アマゾンさん頁にもあるけれどこの邦題、どっからつけたの?

「月並みな町が月で大騒ぎ!」という作中にあった科白がすべて。人類初の月面歩行の瞬間をテレビ中継することに成功したオーストラリアの片田舎にあるパラボラアンテナ周辺をめぐる1969年7月の記録。

NASAという巨大組織への嫉妬もあってか、大ウソをついてまで自分たちの仕事をきっちりやり通そうとする「ディッシュ」の人々の意地も、切羽詰っているのにおおらかで牧歌的なやりとりも、見ていて気分は悪くなかった。

人類がどうしても月に行かなければならない理由なんか何処にもないし、そんなのは燃料や労力の大いなる無駄だと思うし、1969年といえばヴェトナム戦争が泥沼化していた頃のはずだし、結局ニクソンはこの月面着陸によって反戦に逸る人民の関心をヴェトナムから月へ向けることに成功したんじゃないか、と冷めた見方をすることもできる。けれどやっぱり、「その瞬間」は偉大で、テレビ映像を眺める全世界の人々の顔は輝いていて、嬉しそうだ。

意味も、理由も分からなくても、ただそうしたいからする、という情熱が世界を動かしたりする。この「ただそうしたいからする」という気持ちを忘れてしまうとなにも進歩しないのだろう、きっと。

繰り返すけどここに出した写真みたいなヒツジくんたちは出てこない。
posted by nadja. at 17:48| Comment(0) | film | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月11日

問答無用でまっくろけ

Pre-Millennium Tension
Tricky
B000001EA8

あら、このジャケよくみたらえっちぃですね(笑)。

4年ほど聞いていなかったのです。暗すぎるから。

あまりにも突き抜けた明るさとこれみたいに文字通り地を這うような絶望がもしかしたら同じものを指し示すかもしれないとしたら、こういうオンガクはものすごく、分かりやすいといえます。笑いながら絶望するのは屈折していますが一縷の希望も見出せないところでは絶望するしかないです。他のどんな感情も入り込む余地がないくらい、問答無用でまっくろけですから逆に安心して聞いていられるわけです。

プレ・ミレニアム(って5回続けて早口で言ってみて御覧なされ)のまっくろけテンションはこの千年紀にも持ち越されております。なーんにも古くない。唯一無二、完全無比、絶望音楽の金字塔。
posted by nadja. at 03:10| Comment(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月07日

夢を見る

ライフ・パースート-THE LIFE PURSUIT-
ベル・アンド・セバスチャン
B000CBO0UI

珍しく国内盤を買いました。東芝EMIですがCCCDではなかったです。

この2月に出た10年選手(いつの間に)ベルセバの新しいのん。とにかく夢見るポップ、という感じの楽しい曲満載、何かと暗くなりがちな今日この頃だけれど今日ばかりはこれ聞きながら楽しい夢を見ました、「the life pursuit」、 そうそう、それでも日々は続いていくんだから絶望してても仕方ないじゃない? 明日はなんかいいことがありそうな、そんな気にさせてくれる不思議な一枚。ズンドコな人は聴くといいです。
posted by nadja. at 21:04| Comment(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月02日

先祖がえり

なんだかんだでサマソニラインナップ第一弾が発表されてえええMASSIVE ATTACK??? と嬉しい悲鳴をあげつつ(なんちゃってMETALLICA???のほうが吃驚だったりもするわけですが)、これで今年の夏まで生き延びることができるわ、とほくそ笑んでる今日この頃ですがお元気ですかみなさん。

元を正せばこのブログをはじめたきっかけというのは、今回横っちょに出したPORTISHEAD、「DUMMY」を超えるオンガクはこの世にあるのか、第2のPORTISHEADを探し出せ、といわんばかりに日々アマゾンの密林を泳ぎ回る自分の危うい足どりをトレースしてみたらどうなるのかな、というちょっとした好奇心でありまして、常に既に「アンコクトリオ」で一緒くたにされているMASSIVE ATTACK、TRICKYについてはPORTISHEAD>>超えられない壁>>MASSIVE ATTACK、TRICKYという構図が常に既に存在しているにも関わらずやっぱりなんだかんだでトクベツなオンガクであるわけです、

うーんと、まあ、とにかく、喜んでる、ってことですね。横っちょの3枚はとりあえず絶対聞いて後悔のない3枚ですから珍しく胸をはっておすすめしておきます。久しぶりに聞くといいんだ、これ。たまらなくいいんだ。
posted by nadja. at 19:52| Comment(2) | etc | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

かみしめる

万延元年のフットボール
大江 健三郎
4061960148

そういうわけで再読に約2週間を費やした巨匠の代表作。はじめて読んだのはたしか4年くらい前だけれど覚えていたのは冒頭の「僕」が裏庭に掘られた穴に閉じこもって素手で土をかいて擬似自殺を試みるシーンとそれに続く割れた爪から流れ出る血の描写と、ヤマドリの毛を毟り頭をねじ切るために頸を捻じ曲げるシーンと、スーパー・マーケットの天皇だとか隠遁者ギーだとかいった2、3の印象的な登場人物の名前だけ。人間の記憶なんてその程度のものだ。

それにしてもまあまったく見事な小説である。小説とはかくあるべきである。山間の谷間の村の100年を貫く恥と暴力と欲望と狂気と苦悩の記録。圧倒的筆致。絶対的強度。一分の隙もない。

私は永らく巨匠のことを「ノーベル文学賞をうけるくらいだからまあそういう物語を書く人なんだろうなあ」くらいに思って4年ほど前にこれを手にとるまでは積極的に回避してきたのだけれど(「ソウイウモノガタリ」という曖昧な基準によって村上春樹氏の作品もまた回避されてきたのだった)、今ではすっかり巨匠のとりこだ。

鮮烈な暴力を感覚的に描写することにかけて巨匠に比肩しうる作家を私は知らない。文字は痛みを伴って目から背筋へ、背筋から足元へと駆け抜ける。身体的な眩暈に襲われながら、

―――おれは首を縊るにあたって、生き残り続ける者らに向かって叫ぶべき「本当の事」をなお見きわめていない!

という巻末近くの言葉をかみしめる。
posted by nadja. at 03:02| Comment(0) | 小説*日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。