2006年01月30日

無理だった・・・

Requiem for Abandoned Souls
Raison D'Etre
B0000ZFYOM

「In Sadness, Silence and Solitude」はネットサーフィン、という死語になりつつある言葉を実践していたときに出会った「是非とも聞いてみたい一枚」であるのですけれども「現在お取り扱いできません」、「Raison D'Etre」、すなわち「存在理由」というのはこれ、自称実存主義者のワタクシにとってみたらまあ、それ以上ないわな、というくらい基本中の基本概念なのであってみれば、とにかく聞けるものを買ってみよう、と思うのは当然のことなのであります。

で買ってみましたよ、「見捨てられた魂への鎮魂歌」。プレイボタンぽちっとな、直後に響き渡る鐘の音。そうしてそこからはひたすらに陰鬱なイメージを喚起させる、音。

「音」なんです、私はこれが「オンガク」に聞こえなかったんです、多分この類のは「オンガク」を期待して聞くことじたいが間違っているのだと思います。ある種の心象風景を想起させる「音」、として聞くのが正しいのだと思います。最近DIRTY THREEとかRACHEL'SとかのおかげでインストもOK、な耳に成長しましたけれどもまだまだ無理なものもある、というのがよく分かりました。非常にごめんなさい。
posted by nadja. at 03:28| Comment(2) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月29日

芸術品

Selenography
Rachel's
B00000IR6T

とにかくキレイなので画像も大きめで。アマゾンさんにもうええ、ちゅうくらいおすすめされたので買ってみました。そんなにしつこくおすすめしなくてもジャケット見ただけで買いたくなります、というくらいキレイです。

昨年聞いた「Music for Egon Schiele」も、音の集合体というのはこんなにも美しいのか、と感動させられましたがこの1枚も鳴っているすべての音が整合性を保ちながら一点の隙もない完璧な「美」を体現しています。目を閉じてお風呂で聞いていると時間の流れも忘れました、んでもってのぼせました。

T5「Honeysuckle Suite」のハープシコードの洪水には参りました。T10「The Mysterious Disappearance of Louis LePrince」(長いな)のタイトルどおりのミステリアスな雰囲気にも降参。上品で、優雅で、陳腐なところが一切ないオンガクを聞きたいときにどうぞ。
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2006年01月28日

出るんです。

LISA GERMANOの知名度を上げよう大阪支部長補佐として、もし次に彼女の新作が出るようなことがあれば、エントリ一番乗りしてやるのだ、くらいの勢いで1週間に1回くらいはオフィシャルサイトを眺めていたのですけれど甘かった(笑)。とことんキャッチアップが苦手です、最近さぼってますが皆様お元気でしょうか、ワタクシはお元気です、だって出るのだもの、出る、とは書かれていないけれど今年中にはきっと出ますよ、だってLISAさんですもの。

pararealさんちではいち早く紹介されております、さすがです。師匠にならえとばかりにYoung God Recordsさんちを眺めてみましたが英語ばっかりで疲れますね(笑)、休みの前の日にでもゆっくり読むとして、とにかくこちらの魅力的なアーティスト満載のレーベルからのリリースになるようです、って知ってる名前が一切ない、けどジャケ見るかぎりはずれなさそうな予感満載です。ぼちぼち攻略していきましょうかね。

まあしばらくはどどーんと

Happiness/Inconsiderate Bitch EP Geek the Girl Excerpts From a Love Circus Slide

とか聞いていましょう。なんだ、Geek the Girlあるぢゃん、あると思ってもすぐなくなるのがLISAさんですから、なんせ

Lullaby for Liquid Pig
Lullaby for Liquid Pig


マーケットプレイス行きですから。

ああ生きててよかった。
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2006年01月21日

穏やかな時代

Plans
Death Cab for Cutie
B000AADYRQ

自分なりに気にかかっていた1枚ですがとりあえず買ってみました。「Death Cab For Cutie」というバンド名から、もちょっと攻撃的な音を勝手に想像してたんですが聞こえてきたのは聞いてるだけで癒されてしまいそうな優しいボーカルと美しいメロディ、

今日一日METALLICAの咆哮のような荒っぽい音楽を聞き続けた耳にはちょっと物足りないかなー。

優しすぎますね。キレイすぎます。KEANEを聞いたときと同じような印象。おばちゃん的には、ワカモノはもちょっとぶっ飛んだ音楽を聞きなされ、と思ったです。これはおばちゃんが夜中にひとりで膝抱えて聞く音楽です。

怒りだとか憤りだとか行き場のないフラストレーションだとかを代弁してくれる音楽が主流になる時代は終わった、ということでしょうか、今求められているのはアドレナリンの大放出ではなく鎮静剤、安定剤なのでしょうか。

穏やかな時代に、あくまで表面的には穏やかな時代に、なったのだな、と、どこまでも優しく、どこまでも美しい音楽を聞きながら思いました。
posted by nadja. at 04:32| Comment(2) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月20日

まさに怪物

メタリカ 真実の瞬間 スペシャル・コレクターズ・エディション
メタリカ 真実の瞬間 スペシャル・コレクターズ・エディション


よかった、連休の間に届いて。遅ればせながらようやく見ました。いやあ、映画館のスクリーンで見たかったな。もちろん常にMEGADETH>>>(越えられない壁)>>>METALLICAの私であってみれば出色はムステイン大佐の登場シーンなんだけどこれ見たらもうMETALLICAとMEGADETHを並べるのは金輪際やめにしようと思った。大佐に失礼。だってあれがどうしようもない本音だろうから。

「ロード」「リロード」聞いてないし「S&M」とかいうのんだって聞いてないけど、そんぢょそこらの「せれぶ」よりはるかに「せれぶ」なお方たちになってしまったことだって知ってるけど、なんでしょうかこの人間臭さは。すげえわ、これ、ホントにMETALLICA知らない人でも必ず見るべし。こいつらほんまにすげえわ。「すげえ」しか言葉が出てこないわ。METALLICA世代でよかったと思ったわ。でも正直いちばんすげえのはボブ・ロックかも、と思ったわ(笑)。

正しく怒って生きようと思った、といういつも通りの的外れな解釈で、〆。
posted by nadja. at 18:41| Comment(2) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

渦中の人に捧ぐ

ゲット・ア・グリップ
エアロスミス
B00005R0TM

しょーもないことにこだわる性格だから、そこいらでみかける「オン・ザ・エッヂ」はずぇったいにおかしい、と思いつづけていて、スティーヴン・タイラーさんに聞いてみることにした。やっぱ「オン・ジ・エッヂ」だよねー、ちゃんとアマゾンさんの頁にも「リヴィング・オン・ジ・エッジ」って書いてあるよねー。

とかいう以前に、このアルバム一枚通して聞いたのは多分10年ぶりくらいではないかと思うのだけれど(今やエアロスミスはそこらじゅうで流れているので個々の曲は何度も聞いているけれど)あまりのかっこよさに唖然茫然。「Eat the Rich」のあの入り、「Fever」のアホ全開の「hey! hey!」、んでもって件の「Livin' on the Edge」の楽曲としての完成度、「Flesh」の誰にも真似のできないふれーーーーーーっしゅ、それにとにかくギターがかっこいい。ギターってこんなにかっこいい楽器だったか、と思った。

ここ数日ふさぎ込むことが多くてしょんぼりしてたけどぜーんぶ吹っ飛んでしまった。渦中の人もコレ聞いて、特に「Eat the Rich」でも聞いてみるといいです。
posted by nadja. at 00:46| Comment(4) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月19日

猫力

What Would the Community Think
Cat Power
B0000036WC

これはかなりなダメジャケだと思うのです、購買意欲をかなり萎えさせる・・・(笑)。
それでも中身は素晴らしく、ちょっぴりJULIE DOIRONさんの世界観にも通じるような陰鬱さと痛々しさを持ち合わせていて、こうして夜中に聞いているとどこまでも沈みこんでいってしまうような、そんな錯覚に囚われます。

それは心に響く音楽であることの証左であって。

The Greatest
Cat Power
B000C0X3ZC

近日発売のコレもきっと素晴らしいだろうと、思います。
posted by nadja. at 02:54| Comment(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月13日

タイトルずばりそのまんま

メロンコリーそして終りのない悲しみ
スマッシング・パンプキンズ
B00005GOF3

ふーん、国内盤はこの大きさでしか出ないんだねえ。日々勉強。

このトシになってようやっとコレ聞いてこのトシになってスマパンとか言っててホントにいいのかと思うけれどまだ私はこの音楽が分かる、分かったつもりになれる。アマゾンさんレビューには激しい曲はいらなかった、って書いてあるけど「メランコリー」の只中には打ち沈んだ憂鬱だけがあるのではなくてたとえばdisk2の「Tales of a Scorched Earth」みたいな混沌の瞬間もあってしかるべきだと思う。

絶望と、焦燥と、あきらめと、抵抗と、憂鬱と、終わりのない、悲しみと。
posted by nadja. at 02:15| Comment(4) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月11日

ヘビロテ効果

Trust
Low
B00006JJ48

いろんなサイトでの評価が怖くって、なにか大切なものを失いそうな気がして、「The Great Destroyer」はまだ聞いておりません。が、この「Trust」をはじめて聞いた瞬間、なにかよくない予兆のようなものを感じとって、特にT2「Canada」のひずんだギターの音を聞いた瞬間などには眉間に皺がくにっと。

それからしばらくが経って、最近ようやっとああこれもありだなあ、と思えるようになってきました。耳が慣れたのでしょうか。「Secret Name」と何処がどう違っているのか、うまく言語化することはできないけれど、あえていえばこの「Trust」は教会で鳴っていそうにはない、うん、そんな感じです。
posted by nadja. at 00:55| Comment(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月02日

聞き初め

You Are Free
Cat Power
B00007JVBI

新年早々のっけから物凄くいい1枚に出会ったのでご報告。CAT POWERの2003年作品。T3「Good Woman」にとにかくやられました。DIRTY THREEのヴァイオリニスト、ウォーレン・エリスさんがまるでブルースハープのような泣きのヴァイオリンを提供しているこの曲、「私は悪い女になりたくない、貴方が悪い男になっていくところを見るのは耐えられない、だから私は去ろうと思う、だから私はもう二度と貴方に会わない」といった歌詞の、お別れの曲なんですけどショーン・マーシャルさんの枯れた掠れた切ない声がたまらなくてもう何度リピートしたことか。

多分私の聞き方は間違っていて、他の曲などはもっと深刻で、もっと悲惨で、胸が切り裂かれるような切実なことを歌ってらっしゃるのですけど、とにかくこの1曲は、沁みました。

今年もまあ、こういった感じで、ひとりで夜中に膝をかかえてしんみりどんよりできる音楽を中心に、ときにはひとりで夜中に大暴れできるかっこいい音楽やひとりで夜中に踊りだしたくなるような楽しい音楽を交えながら、あれ聞いたこれ聞いたとレビューには到底ならない、単なるひとりごとを繰り出していきたいと思っておりますのでどうぞよろしくお願いします。
posted by nadja. at 02:04| Comment(4) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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