2005年06月27日

若さの秘訣は

(関西では)土曜に放送されたへびめたさん、ご覧になられたでしょうか、再結成SHOW−YAの寺田恵子さんと五十嵐美貴さんが出演なさってらっしゃいました。

んもーーーーーーーー
若いーーーーーーーー!!!!!

コエンザイムもヒアルロン酸もコラーゲンもロックンロールにはかなわないのです、素晴らしい。かっちょいい。久しぶりに「孤独のラビリンス」とか歌ってみたくなりました。ええっと「フェアリー」もよく歌ってました。「White」というベストアルバムだけ持っているのですがどうも今回の再結成をきっかけに全作品再発されるようですね。「Outerlimits」と「HARD WAY」は是非もう一度聞いてみたいです。「祈り」と「Blue Rose Blues」なんて何百回歌ったかわかんないくらいですので。

オンガクってホント素晴らしいですね、あの若さが保てるのですよ、見習わなくては。

それになんといってもこの間のへびめたさんではJOAN JETTの超なつかしい「I Love Rock 'n Roll」のPVがちらりと見られたこと、感激もひとしおでございました。たしか昔々SONY MUSIC TVで流されていたのを録画したビデオがこの魔境のような家のどこかにはあるはずなんですが嗚呼。

JOAN姐さんもお若いです。昨年発売された「NAKED」はあまりぱっとしない作品でしたが

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このジャケですから。んまでもやっぱり下に紹介した「I Love Rock N Roll」と「Bad Reputation」の昔々にリリースされた2作が、さいっこうにかっちょいいんですけどね。

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この「Bad Reputation」、昔々中古レコード屋さんでカヲルちゃんが発掘して買ってきてくれたときはハナヂ噴いたものです・・・。

再発ってうれしいけれど微妙な気分もするのですよね・・・。
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羊をめぐる冒険/村上春樹

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羊をめぐる冒険 (上)(下)/講談社文庫

村上さんはこの小説を書くために仕事をやめて千葉に隠遁されたそうですね。デビュー作はまだ未読なのですがもうここにこの先の村上さんのお仕事の萌芽がすべて詰まっているような気がしました。

耳が異常に美しい女の子だとか不条理な状況に仕方なく(抵抗することなく?)巻き込まれていく主人公だとか、どこまでも決定的につきまとう「喪失」の観念だとか。

PR広告に使われた一枚の写真に写っていた小さな小さな羊の写真からこんな壮大な冒険がはじまるなんてまったくもうどんな想像力、いや、創造力が働いているのでしょう。「ノルウェイの森」よりずっとずっと面白かったです。

星の徴を背に負った羊、を本気で探しにいこうかな、ニュージーランドあたりへ。
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2005年06月25日

バトンがやってきた

ええっと無事フランス一人旅から戻りまして、荷物の整理なんかも落ち着いてほっと一息、みなさまのサイトなど巡回させていただいておりましたら日々是ニュートラルのchmusic69さんからバトンをいただいてたようです、何気にこういうの好き(笑)。

■今パソコンに入っている音楽ファイルの容量

こないだipodにつめるのに吸い上げてそのまんまなので今んとこ2.72GBも入ってくださってらっしゃいます、もともとパソコンでオンガク聞かないので早いとこ整理しないといけませんね。

■最後に買ったCD

いっちばん最近買ったのは横っちょにリンクしてあるQUEENADREENAの「The Butcher & The Butterfly」ですね。聞けば聞くほど味が出てくるケイティ嬢の絶叫ウィスパーボイス(なんじゃそりゃ)、たまらないです。今月はお買い物控えめです。

■今聴いている曲

GOLDFRAPPの「Felt Mountain」で和んでいます。

■よく聞く、または特別な思い入れのある5曲

うーん難しい。

Nothing Compares 2U / SINEAD O'CONNOR
Scarred for Life / SLAPP HAPPY
Asking for It / HOLE
Blue Moon Revisited / COWBOY JUNKIES
Motorcycle Emptiness / MANIC STREET PREACHERS

くらいでしょうか、考え出すとキリがないくらい出てくると思うのでぱっと浮かんだ5曲を書いておきます。

■バトンを渡す相手5人の名前(+ブログ等のURL)

あひゃ。
一人旅するくらいお友達少ないので(それに皆様既にバトンをいただいてらっしゃるようで)私なんぞからバトンおくれ、とおっしゃる稀少な方はご自由にトラックバックでもしていただければ結構でございます。

うふっ。
なんだか楽しかった。
chmusic69さん、どうもありがとう。
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2005年06月20日

われらの狂気を生き延びる道を教えよ/大江健三郎

われらの狂気を生き延びる道を教えよ/新潮文庫

万延元年のフットボール」しか読んだことがない、というのはやはりちょっと反則だなと思っていたのでジュンク堂の新潮文庫コーナーの前に立ってどれが読みたい? と自分と相談してみたらやっぱりこんなタイトルの本を読みたい、と。

1967年から1969年までの間に書かれた5つの中篇が収められています。それらはすべて私が生まれる前に書かれていた作品なわけで。おそらくその時代というのは今の時代とは完全に分断されていて、「戦争」という概念は今現在の日常にどんな影も落としておらず(戦争ではなく、内戦、テロ、といった言葉に置き換えられてより局所的に、深刻に、「闘い」は続いているにもかかわらず)、たとえば職場の同僚に「何読んでるの?」と聞かれれば「ちょっと、昔の、本」とかなんとかお茶を濁さなければならないような「古めかしい」「小難しい」作品になってしまっているわけですが、全篇を通して緩いところが一切なく、恥や、醜いもの、弱いもの、触れるのを憚るものに対して鋭敏に、逃げることなく、立ち向かっていく硬質な筆致は何年たっても価値の薄れるものではありません。

今更だけど、読みにくいのも確かだけど、外国文学ばかり読んできたツケを支払わなければならないなーとしきりに反省している次第です。
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2005年06月19日

カルカソンヌの一夜/大木健

カルカソンヌの一夜―ヴェイユとブスケ/朝日出版社

せっかく「そこ」に行くのだからこの本だけは連れていかないとな、と思ってわざわざ旅行前に大学図書館まで行って借り出してみたのです。地下書庫にしまわれていた本書、返却期限を記したスタンプを確かめてみると前回分は「1995.9.21」。それって私じゃん。私しか読んでないじゃん(笑)。

いまどき、ヴェイユもブスケも時代遅れもいいところで。

カルカッソンヌの書店でも、ブスケの本があるか訊ねてみたところ年配のおばあさんは驚いた顔をして「置いていません」。日本でもブスケの著作は原書でしか読めません。私も「Litterature du vingtieme siecle」というAndre Rousseauxが編集した全集本でよく分からないながら流し読みをしたことがあるだけです。

この本のおかげでブスケが晩年をすごしたという古ぼけた建物を見上げることができました。ヴェイユとブスケの往復書簡の翻訳もついており、1942年の春、カルカッソンヌのあの場所で起こったふたりの邂逅について詳しく知ることができます。
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2005年06月17日

ノルウェイの森/村上春樹

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ノルウェイの森〈上〉〈下〉/講談社文庫

でまあ色々あって文庫本で読んだわけです。

どうして「彼」がこの本をあの時期にハードカバーでおくってこなければならなかったのか、まったくもって分かりませんでしたが当時私はそんなに脆そうだったのでしょうか? 登場人物があまりにも簡単に死を選んでいくことに軽い苛立ちを覚えながら「どうしてこんな陰鬱な物語がベストセラーになったのか」考えていました。

繊細なふりを、ナイーヴなふりをしたい人にはもってこいの題材だったから?

そんな「ふり」をしたい時期を走り抜けてから読んで本当によかったと思いました。私に本をおくってくるなんて100年早いんだよ、バカヤロ。

「自分に同情するな」、「自分に同情するのは下劣な人間のやることだ」。

まったく、その通り。
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2005年06月15日

シェリ/コレット

シェリ/岩波文庫

森博嗣さんの「四季 春」を読んだときにエピグラフにつけられていたのがこの本だったのです。むかーしむかーし「青い麦」を読んだことがあって、うーんなんかつまんない、と思ったからか、フランス文学史の講義かなんかで「コレットはいわゆる大衆小説、通俗小説のジャンルに分類される云々」とお偉いセンセイの講釈を聞いたからか、ジッドが大絶賛したというこの本を今の今まで読まずにいたのは失敗だったかもしれません。

おもしろいのです。

主人公はもうすぐ50歳を迎えようかという元高級娼婦、レア。24も歳の離れた美しい青年シェリとはもう6年も関係を続けているけれどシェリが19歳の若々しい女性と結婚することが決まった−

なんか昼ドラとかによくありそうなプロットなんですけどレアがすごく魅力的なのでメロドラマにはならないのです。レアの物腰は終始泰然自若としていて、取り乱したりしません。シェリはちょっとばかし暴れん坊になるけれど、要はステキな恋愛小説なのです、昼ドラみたくどろどろしたところは一切ありません、1920年ごろのフランスはパリのセレブリティの生活が垣間見えたりして文化史として読んでも楽しいかもしれません。

そしてラスト、レアが取り乱したとき、偶像は壊れるのです。
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2005年06月10日

買ってしまいまひた。

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ラーズ(+8)

今日ちょっとだけつらいお別れをしたものだから気が動転してしまったのか気づいたらビッ○カメラにいました、そうしてごめんなさいお母さんありがとうお母さん、というか一生貴女は気づかないでしょう、ポイントが13000円分くらい溜まっていたのですよね、

そういうわけで8000円ほどでiPODミニ4GBを入手いたしました。

ぼんやりと軽い錯乱を残したままぽいぽいとiTunesで吸い上げます、早い早い早いびっくりするくらい早い、あっと言う間にコピー完了、今日一日で既に500曲近く入れてしまいました。なんかオンガクがオンガクぢゃないみたい、ホントに、「データ」なんだなあ、と痛感いたしました。

吸い上げた「データ」は一旦iPODに入れたら消してもかまわないのかな? こんなの全部PCに残してたらそれでなくてもクズ文書データでごった返してるのにメモリ食いまくっちゃうぢゃんか、と基本的なことすらまだ分かっていない状態ですがどーにか慣れていくんでしょう。

そんなこととは無関係ですが今日はじめてTHE LA'Sを聞きました。90年前後といえばUKものは避けて通っていた頃なのですが聞いていてとても心地よくて、気持ちいい「ロック」だと思いました。うちにはあんまりないタイプのオンガク、とても新鮮です。
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2005年06月09日

ほすぃ・・・

もうすぐ長旅に出るのでちょっと更新滞ってます、というよりも激しく混乱しているので更新できない、のかもしれません、長旅、と言ってもたかだか半月程度なんですが、いったいそのあいだ、

オンガクはどうしたらいいのか。

ついにiPODのお世話になる日がやってきたのでしょうか。実は昨夜1泊だけ近場の温泉にふらりと行ってきたんですがMD7枚も持っていったのに、違う違う違うのよ温泉あがりの夕暮れどきにスタンドバーでコロナビール飲んでるならBGMはポーティスヘッドの2ndでしょう(ゴキブリですから)、うーんこういうさわやかな山道をてくてく歩くにはヴェルヴェッツなんかがいいですねえ、おばはんどものおしゃべりといびきで占領されちゃってる帰りのバスの中ではやっぱクイーンアドリーナだよなあ、エトセトラエトセトラ

なんで持ってきてないんだよ。

と数十回は思いましたから。

職場が大混乱をきたしていていつ辞めるか辞めないか先行き不透明なときに旅行なんかに出かけるうえ、iPODまで買っちゃうなんていう暴挙に出ていいものかどうなのか真剣に悩んでいるので更新できないのです、それに買うならそろそろ買わないとオンガクを詰め込む時間がなくなってしまうのです、ああ・・・明日の朝起きたら靴下の中にiPOD入ってたりしないかな、しないな。
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さらば愛しき女よ/レイモンド・チャンドラー

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さらば愛しき女よ/ハヤカワ文庫

かつて好きだった人が熱烈に愛していたのがチャンドラー。それだけの理由でいつか読んでみなくちゃと思い続けて・・・たかだか350ページ前後の小説いやミステリいやギャングやマフィアが出てくるあたりでそれはハードボイルドアクション、を読みきるのに10ヶ月くらいかかりました。ずっとジュンク堂のカバーをかけたままだったのでハヤカワの青だったのかというのも今気づいたくらい。

決して退屈な作品というわけではなく、昨日の夜みたく「読んでやる」と決め込んでがーっと読むと(長く放置しすぎて話の筋を忘れてしまっていた)3時間くらいで読めてしまいます。なんでこんなに読めなかったのか、というとそれはどうも「男のロマン」とかいうものを自分が信じたくない心境だったからで、なおかつ冒頭の人がフィリップ・マーロウのダンディズムを愛していたとしたなら、何故現実があんなに薄っぺらで中身のない男だったのかなとか(以下略)。

とにかく誰しも小説の登場人物に憧れることはありますよね。多分フィリップ・マーロウに憧れている人はたくさんいらっしゃるのでしょう。現実世界はこのようにハードでもなければボイルドでもないのでマーロウになりたいけどなれないのでロマンもへったくれもあったもんじゃない、と、そういうことにしておきましょう、そりゃ私だって「おまえのためなら死ねる」といきなりそのへんの居酒屋なんかで言われたりしたらビール吹き出しちゃうでしょうし。
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大工よ、屋根の梁を高く上げよ/シーモア―序章/J・D・サリンジャー

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大工よ、屋根の梁を高く上げよ/シーモア―序章/新潮文庫

「シーモア」関連でこれだけ未読でした。だから「序章」というからには「バナナフィッシュ」では語られなかったあの突然の自殺の謎がなんらかの形で書かれているのかなと思っていたのですけれどサリンジャーはそんなに「大衆的」なことはやらない作家なのでした。

大工よ、屋根の梁を高く上げよ、なんだかちょっと響きがかっこいいですよね。平たく言えば立派なお婿さんがやってくるから天井を高くしておけ、ということなんですがシーモアはついに自分の結婚式にやってこなかった、次兄であるバディがその日のことを克明に綴った不思議な短篇です。でもやっぱりどうしてシーモアがそこに現われなかったのか、は明示的に描かれないんですけど。

序章、のほうはシーモアがどういう人物であったのか、をこれまたバディが回想風に、どうでもいいような瑣末なことや回りくどい表現でもって仄めかした中篇。

アマゾンの頁にもある「彼らの精神的支柱である長兄シーモアは、卑俗な現実を嫌悪し、そこから飛翔しようと苦悶する―」、といったような解釈はホントウに正しいのでしょうか。シーモアは現実を嫌悪していたでしょうか。人が自殺する理由はただ「不幸だから」「現実が疎ましいから」だけなのでしょうか。私などはシーモアは心の底から笑いながら引き金を引いたのではないかと思うのです。

そのことをサリンジャーが語りたがらない以上、「理由」なんかはどうでもいいのかもしれませんが。
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2005年06月04日

In the Aeroplane Over the Sea / NEUTRAL MILK HOTEL

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In the Aeroplane Over the Sea

今更です、今更なんですがいい感じです。身体が心が求めていた音でした。のっけから弛緩します、何故か無意味にホーンが鳴っていたり、フォーキーな感じでゆったりしていたらノイズィなギターが乱入してきたり、要するにワケが分からないのですがそれはジャケのアートワークで証明済み、あーもーなにもかもわからんーという心境に陥ったときにぼんやり聞くと相当効きます。
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2005年06月02日

The Butcher & The Butterfly / QUEENADREENA

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The Butcher & The Butterfly

どっちのジャケで来るかしらと思っていたらこちらで来ました。横っちょにリンクしてあるやつのほうがいい感じなんだけれどなあ。

ケイティ嬢、今回も絶叫ぶりは健在で、ただしイカレ具合は押さえ気味、ミドルテンポの「心地よい」曲すらあります。

やっぱこのくらいガツンとくるオンガクも聞かなきゃダメだっ、くそったれーっ。
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