2005年05月31日

Firecracker / LISA LOEB

B000000OWT.09._SCTHUMBZZZ_.jpg
Firecracker

ベビーピンクがとても可愛いメガネもとても可愛いリサ・ローブさんの97年リリースのセカンド。たとえばあまり親しくない人が私の部屋にやってきたとして「何かオンガクかけて」といわれたらとりあえずコレを選んでおけば彼/彼女は不快になることはまず、ないと思います。安心して聞いていられる、高品質、かつ健康的な一枚。

普通の女の子気分が味わえます。
posted by nadja. at 02:50| Comment(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月26日

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド/村上春樹

4101001340.09._SCTHUMBZZZ_.jpg 4101001359.09._SCTHUMBZZZ_.jpg
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉〈下〉/新潮文庫

やみくろだとか、ちょっと太った女の子のピンクのスーツとか、二本の銀のブレスレットだとか、そんな細部のことは鮮明に覚えていたくせに物語の筋はまったく忘れ去っていて、久しぶりに読み返してううーんやっぱりすごいとうなったのでした。

登場人物がやたらと非現実的であることや、やたらと美味しいものが食べたくなってやたらとビールが飲みたくなることや、もうこんなの読み始めたらいわゆる普通の「小説」なんて読めなくなってしまうことも承知で、私はまだまだ村上さんの作品を読み残しているのでこれからしばらくどっぷり漬かってみようかと思っている次第です。
posted by nadja. at 01:38| Comment(4) | TrackBack(0) | 小説*日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Scarlet's Walk / TORI AMOS

B00006I4YD.01.THUMBZZZ.jpg
Scarlet's Walk

けっこうゴキブリ体質なので同じオンガクばかりしつこく聞き続けていてもまったく飽きません。今日は珍しく海なんかに出かけて砂浜に寝転がってビール飲んでたんですけど、うーん、よくコレを持ってきたな、と自分を誉めてやりたくなりました。

そして本作がトーリのエピック移籍第一弾だったということに今更気づいたんですが別にエピックだろうがアトランティックだろうがちょっとくらい作風が変わっていようがとにかく気持ちよかったのでいいです。
posted by nadja. at 01:24| Comment(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月25日

Hey Jupiter (Ep) / TORI AMOS

B000002JBB.01.THUMBZZZ.jpg
Hey Jupiter (Ep)

家の中の電気をぜーんぶ消して、お風呂の電気も消して、ちゃぷんちゃぷんとお湯に浸かってヒューガルデンホワイトを飲みながらひたすら脱力して聞いていると空でも飛べる気がしました。

この「Over the Rainbow」を聞いたことがない人は可哀想だ、とすら思いました。

posted by nadja. at 02:08| Comment(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月23日

Von / SIGUR ROS

Von

えぇんざろーど、にたどり着くまでもなく最初のイントロで泣き出してしまい「ごめん、もう一回」なんてな失態をおかしたところでなんかとにかく自分自身も「ごめん、もう一回」とやり直しをしたい気分でシガーロス。

幻の1stだそうです。幻のようなオンガク。
posted by nadja. at 00:59| Comment(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月20日

The Rose / BETTE MIDLER

B00005HEHD.09._SCTHUMBZZZ_.jpg
The Rose

「結婚式で歌うたっておくれ」と言われるのにはもう慣れっこになっているのですけどもうホントにいったい何度コレを歌わせれば気が済むのか、と。平井堅が歌って以来自分の中ではNGソング確定のコレ、まあたしかに明日の新婦さんと私にとっちゃあちょっと思い出深い曲であることは間違いないのですけど記念すべきピアノ伴奏デビューがコレかよ、と。

どうせならバンド入れてT4「When a Man Loves a Woman」歌わせておくれよ、と。そんくらい声張り上げさせておくれよ、と。おまけにコレ、ちっとも結婚式向きの歌詞ぢゃないぢゃんか、と。

とかなんとか文句いいながらいつも「When the night has been too lonely, and the road has been too long」、のえぇんざろーど、のあたりで泣いてしまうんですけどね、明日は気をつけます。

結婚式ってみなさん何歌われるんですかねえ、もしくは何を歌ってほしいものですかねえ。私はハレルヤ、でいいですよ、JEFF BUCKLEYの、でもいいし、FAIRGROUND ATTRACTIONの、でもいいし。あ、でもどうせならちょっと諦め入った歌詞のステキなNINA NASTASIAさん(最近ホントにマイブーム)の「That's All There Is」でもいいですね。もちろん歌う予定の人を押しのけて自分で歌いますけど。

そしてマウスを買って帰ったら死んでたマウスが復活していたというよくあるお話でシメ。
posted by nadja. at 22:57| Comment(2) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月18日

もう我慢ならんっ!

数日前からうちのマウスが死んでおります。縦方向にしか動きません。機嫌のいいときはたまーにちょっと左右にふるふるふれるときもあるのですが今現在完全に沈黙中。

今日こそは絶対マウス買おうと思って出かけたのに美容院にも行って旅行会社にも行って書店にも行って結局電気屋には立ち寄らなかったというこのバカサザエ、苛々しすぎて更新できませんので無事マウス買える日まで休みます。

換えマウスとか置いておいたほうがいいのかもしれません。富○通めが。 
posted by nadja. at 19:50| Comment(2) | TrackBack(0) | etc | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月15日

メタルクイーンは

えー、今夜も楽しいへびめたさんが終了してしまいました。最初こそ、きーっ、マーティ、やめなさーい、と思っていましたがなんだか板についてるし、今日なんか弾きまくりでやっぱかっこいいなあなんて思っちゃったし、久武さん、ですか、あの人もなんか憎めない感じの人だし、わっかいわっかいオジーが見られたり、「I Want Out」が聞けたり(十数年ぶりですよ)、いいですよ。

で何がくそったれかって、そりゃもうもちろん「メタルクイーン」ですよ。今日のゲストは「ハマダマリさんdeath」、というなら「浜田麻里」さんを出してくださいよ、初期、いや、中期かな、のベスト的アルバムであるところの「Heart and Soul」、T1「Blue Revolution」なんかメタルの王道を歩む素晴らしい曲ですよ? えっと、へびめたさんの図式に従えばメタルの歌詞に意味はないとのこと、
Blue Revolution 忍び寄る 未知のいたずらに ひそかに心はサティスファクション

バッチリです。なんで青い革命なのかよく分からないけど語感がいいので入れてみた、ぐーです。ちょいシンセがウルサイんですがメロディアスなギターソロ(多分あのマツモトさんですよ)、そうして麻里さんのハイトーンが堪能できますよ。

ソウル五輪のテーマソングになっちゃって(時代を感じるなあ・・・)、ブレイクしてから「メタル魂」は捨ててしまわれたようですが、超初期の「LUNATIC DOLL」とかですね、ちょっと後の「「PROMISE IN THE HISTORY」(特にこれに入ってるCome & Go とか Time Again なんか一時死ぬほど練習したものでございます)なんてジャパンメタルの元祖でございます。なんてな能書きはさておき麻里さん、ほんっとうにうまいんです、しつこいようですが

メ タ ル ク イ ー ン は 浜 田 麻 里 さ ん d e a t h。

今日ちょこっと紹介されていたNIGHTWISHというグループに興味を示しました。この間KARIさんという方の「Pilot」というアルバムをご紹介しましたがこの方が属していたという「3rd & The Mortal」というゴシックメタルバンドもあんな雰囲気なんでしょうかね。ちょっと聞いてみたいです。

最後になりましたがエアギターのキングさん、ミック・マーズさんはそんなにアクション激しくないです、以上。
posted by nadja. at 03:18| Comment(4) | TrackBack(0) | etc | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月14日

だって唯一無二だから

何気なく珍しくTVを見ていたら、女の子が中島みゆきさんの「時代」のサビをネタにしてなんだかあんまり笑えないコントのようなものをやっていたようでした。私はみゆきさんの声を偏愛していて、ちょっとコレはないよなあと思っていたのですがネットをうろうろしていてHIGHWAY61というバンドの「サヨナラの名場面」という曲があの「ファイト!」のパクリではないのかというギワクが持ち上がっていることを知りました。

今日はとりあえず久しぶりに「予感」を聞いていました。

パクろうとしてもどうしてもパクれない曲だから、きっとみゆきさんも歯牙にもかけていないと思いました。言葉やメロディをパクることはできても、そこに込められている言霊までパクることはできませんから。
posted by nadja. at 03:50| music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月11日

Stained Class / JUDAS PRIEST

B00005R62K.01._SCTHUMBZZZ_.jpg
Stained Class [Bonus Tracks]

GODが日本に上陸しております。なんとも便利な時代になったものでして、昨日(お気づきだと思いますが日付が変わってから書きますので一日ずれておるのです)のライブのセットリストを知ることができ、密着レポなんかもリアルタイムで読むことができます。

コチラ

エキサイターはやってくださらないのでしょうか。聞いているだけで身体が斜めに引きつっていくような、うーん、まだー? この人の声まだ高くなるのー? この人の声まだ伸びるのー? おかーちゃーん、怖いよー、なエキサイターは。

それにしても、「家族連れの行楽客で混雑するなか」、グレンとK.K.とイアンです。

おかーちゃーん、怖いよー。
posted by nadja. at 01:37| music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月10日

Angel of Retribution / JUDAS PRIEST

B0007N1AI6.01.THUMBZZZ.jpg
Angel of Retribution[CD/DVD]

あれっ、コレって昔からある曲じゃなかったっけ? あっても全然おかしくないよな、だって「METAL GOD」があるくらいだもん、というような不思議な既聴感(そんな言葉はないってか)が味わえるT1「JUDAS RISING」を皮切りに威風堂々、これぞGODな重量感たっぷりのすごくいい一枚です。個人的にはちょっとアヤシイ雰囲気が立ち込めるT3「Revolution」に二重丸。様式美全開の「Lochness」もいいっ。

ロブ・ハルフォードのハイトーンに若干の衰えが感じられるのも確かですがおまけのDVDを見ていると目尻にくっきりとシワが刻み込まれていてですね、そのくらい全然許せます。むしろ超人的と褒め称えてもいいでしょう。

あんまり自覚してなかったんだけどもしかして私ものすごくジューダス好き・・・?
posted by nadja. at 02:29| music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月09日

ロバート・バーンズを想う/EDDI READER

B0000BHMD4.09.THUMBZZZ.jpg
ロバート・バーンズを想う

サマソニは行くことに決定してこんがり日焼けしてみることに決定したんですが(「With Teeth」よすぎた!)、まあまさかコレばっかりは無理だよなとさすがに無理だよなメガデスでムチうってるくらいだからとうてい無理だよなと思っていたのですが出演アーティストをちらりと眺めていてぎゃあああー。

エディ・リーダーさんがいらっしゃるのですよ!!

オレンジコートではリサ・ローブさんとエディ・リーダーさんが見られるのですよ、風光明媚な自然の真っ只中でお二方のとてつもなくさわやかな声に酔いしれることができるのですよ、そんなステキなことがあっていいでしょうか、そんなステキなことに参加しないでいられるでしょうか、頭の中では青春18切符を握りしめて新潟くんだりまでてくてく出かけてる自分の姿が爆走しています、そんな爆走をまるでなだめるかのように響くこの高貴な声・・・。

この人はほんっとうに歌がうまいです。うまいなんて言葉が無効になるくらいうまいです。ソロはたくさん出ていますが私はちょっと異色作と言われるコレがすごく好きです。ケルト風の音階に弱いので。ロバート・バーンズはスコットランド土着の、生活に根ざした詩を多く残した18世紀の詩人です。ロバート・バーンズを歌う、というのは日本で言えば都々逸とか浪曲を歌う、みたいな感覚なのでしょうか・・・、日本は1800年代の後半で昔と今がぶっちぎれて繋がっていないという奇妙な国ですから「伝統」を綿々と受け継いできたスコットランドの方々の感覚は分からないですが一切古臭くもなくかび臭くもなく、高尚すぎることもありません、いろんな民族楽器の音が楽しいです。

あーっ、7月29日は苗場が天国に一番近い場所になるんだーっ。
posted by nadja. at 02:23| music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月08日

下の答え。

B00004Y6O9.01.THUMBZZZ.jpg
Van Halen

はーい。

昨日の「っつちゃららら」は数々のCMなどで多分皆様の耳におなじみの「You Really Got Me」です、個人的にサミー・ヘイガーのVHは苦手でして私にとっては「ヴァン・ヘイレン」と言えばコレなのです、コレしかないのです。いまだに持っているあたりかなり好きなのです。昨日の番組に出ていた女性はかなりエディ・ヴァン・ヘイレンがお気に入りな様子ですね。そこんとこ一緒。

高校んとき「女性ギタリスト募集!」なんてなことをP誌に載せたことがあったんですがそうしたらいっこ年上の、大阪きっての優秀な公立高校に通う女性からテープが送られてきましてですね、なんとなんと入っていたのは「Eruption」でした。女の子にもできるのでありますよ、78年にリリースされた本作ですが時代変われどギターキッズ(・・・)必聴の一枚の座は譲ることはありません。ものすごく練習すればきっとキミにも弾けるのです、「Eruption」、頑張ってください(私にはできませんでしたが)。

えーっと私はへんてこ日本語表記で上手にコミュニケーションが図れるように言葉の技術を磨こうと思います。

posted by nadja. at 21:48| music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月05日

サクリファイス

B000062VMC.09._SCTHUMBZZZ_.jpg
サクリファイス

「テオレマ」と同じく11月に買ったのですが放置、しすぎ。

BSで「タルコフスキーin サクリファイス」というドキュメンタリーが放送されていた、のは何年前だったかなあ、そのときに家がうまく燃えなくてタルコフスキーが癇癪を起こしている姿を見ました。どこから見ても気難しそうな人ですが本当にとんでもなく気難しかったんだろうと思います。

暗く深い湖の底に沈んだような映像が美しいのはもう言うまでもないことで、神とか、戦争とか、破滅とか、奇跡とか、テーマが深淵であるのもあたりまえのこと、冒頭部分で、アレクサンドルが「子供」と一緒に木を植えながらつぶやいた言葉がひどく、印象的でした。
時々 自分に言い聞かせる
毎日欠かさずに
正確に 同じ時刻に
同じ一つのことを 
儀式のように きちんと同じ順序で
毎日変わることなく行っていれば
世界はいつか変わる
必ず変わる
変わらぬわけにはいかぬ
posted by nadja. at 21:07| film | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月04日

With Teeth / NINE INCH NAILS

With Teeth

クール!
シャープ!!
ソリッド!!!!!

まだ1回しか通して聞いていないけどトレント・レズナー、期待は裏切らない。

山奥大大学院のヨロヨロ院生室にはいまだあの色あせた「フラジャイル」のポスターが残されているでしょうか、残されていますように、そうして見知らぬ誰かが「NIN」ってナンだろう、と疑問を抱きますように、さあグーグルさんに聞いてみよう、多分ヨロヨロ史上最も出来が悪いと評されているであろう、あんな人もいたからキミも絶対卒業できる、あんなふうにならないように就職活動はちゃんとしよう、とスタンドカラーの教授あたりが吹き込んでいるであろう、センパイからの贈り物だ、受け取れ、そしてジンセイを踏み誤れ

なんかこう・・・分厚いとこと薄いとこのコントラストがたまらんです・・・。T13では何故だか泣きたくなったりします・・・。

*横っちょにリンクしてあるのは一番お安いUS盤ですが歌詞ついてないです。UKの通常盤には「Home (Bonus Track)」と「Right Where It Belongs (Alternate Version 2)」が、日本盤にはさらに「The Hands that Feeds」のラフミックスが入ってるみたいです。デュアルディスクなんぞもあるようです(収録曲は見た限りUSと同じ)。悩んでから買いましょう。安いからなんてな理由で即座にぽっちりする人間はジンセイを踏み誤ります(ただしお値段ほとんど倍、もしくは倍以上)。
posted by nadja. at 11:53| music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月03日

海辺のカフカ/村上春樹

4101001545.09._SCTHUMBZZZ_.jpg 4101001553.09._SCTHUMBZZZ_.jpg
海辺のカフカ (上) (下)/新潮文庫

田村カフカは掟の門前を一瞬のためらいもなく通り抜ける―。

なんてことはどうでもいいのですがすごい衝撃を受けています。最初のうちは、甘ったるい物語だと感じていました。そう、下の方にあるメモのエントリをした頃には。ナンデ猫がしゃべってんだよ? って。

でも多分コレは事件です。平成14年にブンガクの世界に起こった大事件です。あらゆる文学的技巧がこれでもかといわんばかりに詰め込まれ、そうしてそれが何の外連味もなく、真正面から一番重いテーマ―つまり生きるとはどういうことかということ―とぶつかり合っているのです。私はあんまり新しい小説を読みません。ですからぶったまげました。日本の小説というのはここまで来てしまっているのか、って。世界に紹介されてしかるべき作品です。そうして「文学理論」というものを駆使するとこういう作品ができあがるのだということを知らしめてやるといいです。おそらくそういう研究ももう既になされていることでしょう。なんせもう今は平成17年なわけだし(・・・)。

スティーヴ・エリクソン「黒い時計の旅」以来の衝撃。

章ごとに話者が入れ替わり、一人称と三人称が交錯し、そのうえ下巻に入ってからは前の章が後の章より時間的には先を行っている、という入り組んだ構造をしています。ちょっと違和感を覚えることも確かですがそんなことはどうでもよくなってきます。面白いのです。とにかく。感覚的な言葉が観念を徹底的にもてあそぶのを眺めていたらメタファーの迷宮のなかで迷子になっていていつ、どうやったら抜け出せるのかと必死で頁を繰ってしまう、そんな感じ。先の展開はまったく読めません。一頁先は闇。

ヂツは村上さんの作品は「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」、「ねじまき鳥クロニクル」、「アンダーグラウンド」しか読んだことがないのです。ちょっとそんなことではいけないなと今すぐジュンク堂に走りたい、午前2時。
posted by nadja. at 02:28| 小説*日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月02日

テオレマ

B0001VQVYW.09._SCTHUMBZZZ_.jpg
テオレマ

随分前のことですが壁にぶち当たっていたときある人がこれを読むといい、と言って教えてくれたのがルネ・シェレールの「歓待のユートピア―歓待神(ゼウス)礼讃」でした。貪るように読んだこの本の第7章ではじめてパゾリーニを知ったのですが、ちょうどそのとき折りよく「パゾリーニ映画祭」が開催されていて、そのあまりのタイミングのよさに何かが開けたような錯覚を覚えたものです。他者を受け入れること/乱されること/壊されること、の快感、なんて書いちゃったらもうそれでこの映画のすべてを語ってしまっているような気もしますけど。

映画祭で見たときはもう頭の中にすでにシェレールの文章を叩き込んであったので、「映画を見る」というよりも「理論を辿る」(それもちょっと特殊な・・・どっかにグノーシス潜んでないかーっっ、という視点から)といった感じだったので、是非とももう一度見てみたい、と思い続けていたのに去年の5月までDVD化されてなかったのですよね。

DVD化を知ったのが去年の11月、買ったのも去年の11月、なんだけど見たのは今日(笑)。見るときはとことん見るくせに見ないときはとことん見ないんです、映画。

多分に退屈な映画なのかもしれません。極端に科白が少なく、しかもその科白はどれも難解、テオレマ(定理)ではなくエニグマ(謎)のほうがタイトルにふさわしいんぢゃないの、と思ったりもします。けれどもラウラ・ベッティが素晴らしいです。シルバーナ・マンガーノがたまらないです。そうしてときおり差し挟まれる荒野の光景が目に焼きついて離れないです。

「よく分からない映画」です。でも「よく分からない映画」が好きです。たくさん考えることができます。特にブルジョワ一家が崩壊していく後半の展開はすべてが象徴的で深いです。絵描きの息子の科白が印象的です。こういう映画は、所有するに足りると思います。
posted by nadja. at 01:45| film | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月01日

Dirty Deeds Done Dirt Cheap / AC/DC

B00008AJL4.09._SCTHUMBZZZ_.jpg
Dirty Deeds Done Dirt Cheap

いやあ30分があっという間です。ヘビメタさんって普段は圧倒的に周縁部分に追いやられてるぢゃないですか(ちなみに私は「ヘビメタ」という呼称をなんら偏見だとかバカにしてるとか蔑称だとか思わないですよ、日本は略するのが大好きな国ですから。ニューアカしかり、ニュークリしかり、ポスコロしかり)、ブルース・ディッキンソンの前髪の話なんか普段の生活の中でできますか? 毛ガニ・・・くすくすくすっ、なんてできますか? アレでパイロットだよ?? ぷぷぷぷぷ、なんてできないでしょう? 

・・・そんなわけで久しぶりにメイデンも聞きたくなっていたりするのですが

≒デイヴ・スペクターなマーティにも慣れてきてしまい、けっこう楽しみにしていたりする、某番組です。

でコレ。私はAC/DC、有名曲しか知らないです。しょっぱなに聞いたのが「The Razor's Edge」だったからかもしれませんが、肌に合わず。でも表題曲はジョーン・ジェットがカヴァーしてた(The Hit List)こともあり、それ以上に大学んときサークルきってのエンターテイメントバンド、RMF(何の略かは一目瞭然でしょうけど)のスタンダードナンバーとして、「だーにしっ、あんどあんだっち」、だーにしサンとあんだちサンがいたばっかりに、もうお決まりの演目としていつもいつも皆で「だーにしあんどあんだっち」と叫ぶことを余儀なくされていたおもひでのナンバーであり。

いつか「アルファベット順に並べはじめました」と書いた棚にはAEROSMITHの前にコレを入れなければならなくなって困ってしまいました。怖いからあんまり見ないことにしてる段ボールの中には他にもACCEPTとかBAD MOON RISINGとかENUFF Z' NUFFとかFLOTSAM AND JETSAMなんかが明らかに入っていてやっぱり怖いから速攻フタをして押入れにぎゅっと押し込んでおきました。

なんだかタイムカプセルを開けているようで、ヂツはとっても楽しいです。形式はどうあれ、きっかけになればなんだって構わないぢゃあないですか、ねえ?
posted by nadja. at 03:12| music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。