2005年03月31日

Downward Spiral / NINE INCH NAILS

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Downward Spiral

ええーもう11年にもなるんですかー、ってことは私11年間何にも成長してないってことですかー(苦笑)、あの頃とちっとも変わりのない感情でもって「くわーっっっ」言いながら聞いてるんですけどぉ・・・。

3月末で残業地獄も終わるかと思っていたけれど甘かったとです、今月受け付けた申込書は来月7日までにすべて住所登録を済ませてしまわないと請求書が発行できないとです、本当の地獄はこれからだったとです・・・。

だから 螺旋の階段をぐるぐると堕ち続けるようなこの日々のなかで、「くわーっっっ」!!

嗚呼 サマソニいらっしゃるんですね・・・(つかカサビアン来過ぎ・笑)。

冷静に聞けば、暗さ重さ激しさのうちに物凄い美しさが隠れ潜んでいることに今更気づきます。11年間何も成長していない、ってことは、なさそうだな。
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2005年03月29日

Strange Angels / KRISTIN HERSH

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Strange Angels

そういうわけでソロの2ndを購入しました。「Hips and Makers」に負けず劣らず秀逸なのです、特にT1「Home」のどことなくあったかい感じにはもうイチコロだったのです、本作ではピアノなんかもかすかに取り入れてあって、前作のような悲痛な感じはしないのです、でもただひとつ思うことは、この人の作品は何度も何度も聞き込まないとどの曲も同じに聞こえてしまうのです、柔らかいアコギの音と独特の声、歌いまわし、不思議なメロディライン、どれをとってもどこを切っても素晴らしいのですけれどちょっと金太郎飴感覚なのです、

・・・たとえば昼下がり自分ひとりだけの小さな部屋の陽のあたる場所で安楽椅子に腰掛けてハーブティなんか啜りながら聞いたらすげ気持ちいいだろうなあ、とか
・・・夜も更けてきた頃決して本棚をたおしたりしないおとなしい猫を膝に乗せてブランデー入りの紅茶なんか啜りながら聞いたらすげ落ち着くだろうなあ、とか

色々思うのですが今のところは狭苦しい部屋でぐるぐるリピート今何曲目? を繰り返しておきます。
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2005年03月27日

こーんな女にだーれがしたー

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もうすぐ日付が変わろうか、という時刻の出来事でした。ああーまたアホ猫ども走り回ってるなー、と思いながらもシャノンさんの真っ暗アンコク世界にゆったり身を委ねていたとき

ぐわしゃーん なのか どしゃーん なのか ずどどどどどー なのか

もう忘れましたけどなんせまだ転倒防止の金具を取り付けてなかった新しい本棚が倒れましてこの有様ですよ、

そりゃーもうふてくされて「昭和享年」も聞きますよ、在庫切れになってるね、ヨ、どうもありがとう。お店で働いていたとき、オジサマたちのリクエストに答えて「五番街のマリー」とか「別れの朝」とか歌わされたものです。でも私は「アカシアの雨がやむとき」が好きで、本当に好きで、へべれけに酔ったときなどに「好きなもの歌わせて」と言っては「このまま死んでしまいたい〜」と泣いてたそうです、そんなホステスはいまどき流行らないらしく「星の流れに」を歌ったときにはママさんにも「やめてちょうだいそんな歌」と怒られました。

「こーんな女にだーれがしたー」

こんなインパクトのある歌詞、もう出てきません。

こんなインパクトのある部屋、もう二度と見たくありません。
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2005年03月26日

シモーヌ・ヴェイユの「善」について/門脇洋子

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シモーヌ・ヴェイユの「善」について/新風舎

間に合ったーっ!!

・・・って今月ホントにもう更新できないんじゃないかななんて思っていたのですよ、今の時期ヴェイユは毎日ちょろちょろと拾い読みを繰り返しているのですが検索かけててひっかかってきた本書がとても気になっていたもので。

「シモーヌ・ヴェイユについて何か書かなければ・・・と思いつめていた二十代から・・・」と著者の門脇さんはあとがきに書いてらっしゃいます、私もヴェイユについて何か書かなくては(それは多分「善」というテーマではなく「不幸」というテーマになるでしょうけれど、もしくは「狂気」か)と二十代の頃から思い続けて三十路を迎えたひとりでありまして、やはりヴェイユという人は強烈な磁力を放つ、極端で、過剰で、深い人なのだなあと改めて認識しました。

本書は「超自然的認識」(勁草書房)からの引用を各所にちりばめながら(1)善とは何か(2)待ち望むこと(3)善との出会い−十字架について、という構成で論じられる小さなヴェイユ論です。きれいな言葉に満ちています、正しく強い思索に満ちています。

わたしがこの地上のすべての事物を偽りの善であるとして、こうしたものから自分の願望をそらすならば、自分は真理のうちにあるという絶対的で無条件な確信がわたしにはある。それらは善ではない、虚偽に与するのでないかぎりこの地上のなにひとつ善とはみなされえない、この地上のすべての目的はおのずから滅びさるということをわたしは知っている。(S・ヴェイユ「カイエ4」みすず書房)

おそらくこのあたりがヴェイユの(後期ヴェイユの)思想の核であって、門脇さんはこういうヴェイユの姿勢を「それは何物も求めぬ限りない受動の姿、いかなる命令をも待ち構え、命令のないことさえも覚悟している奴隷の姿である」と表現されています。なんだ、そんなの、みじめったらしい生き方ぢゃん、とか、きれいごとばっか並べてるだけぢゃん、とか、そういう反発は私自身も何度も何度も感じてきました。けれど実際にヴェイユの著作にあたってみるならば、それは本当に切迫した、緊張に満ちた、悲痛なものとして、読む者の胸に迫ってくるのは事実なのです。

ヴェイユを語ることは本当に難しく、論じても、解説しても、虚しいばかりです。あの松岡正剛さんでさえ、千夜千冊で「あーあ、今度もヴェイユをちゃんと説明できなかった。」と匙を投げてらっしゃいます。それでも、あえて、この小品を世に出した、門脇さんの30年来の、ヴェイユへの強い思いに敬服するばかりです。
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2005年03月24日

Geek the Girl / LISA GERMANO

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Geek the Girl

イントロなどはコケティッシュな感じでおやおやと思うのですがリサさんの声が聞こえてきた途端にもうどよどよな空気がT1「My Secret Reason」から漂っております。どうにか明るくしてみようと思うのだけどどうしても明るくなれないのはやはりリサさんの独特の声のせいなんでしょうね。

今日の気分にぴったりなのはコレのT9「Cancer of Everything」。このまま聞き続けているとホントに生きてちゃいけないような気がして困ります(笑)、唯一の救いはラストにおさめられている「Stars」。とても短い曲ですがポップでそれでいてやっぱり哀しくてコレが「Love Circus」の世界に繋がっていくんだろうなって希望を感じます。

あ、ところで以前コメントをいただいた五明潤也サン、

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On the Way Down from the Moon Palace

ご存知かもしれませんがマーケットプレイスで出てますよ。
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2005年03月22日

Celebrity Skin / HOLE

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セレブリティ・スキン

一年で最も忙しい3連休も終わり、ココロもカラダもぐっだぐだ、ここらで気合いいっぱーつ、と思うときはいつもコートニーだったりします。もちろん「Live Through This」でもかまわないのですけどなんとなく今日はT1「Celebrity Skin」のじゃじゃ、じゃじゃ、じゃじゃ、という尖った音を聞きたい気分だったので。

ビリー・コーガンがかんでる曲はT6「Dying」をのぞいてあまり好みではなくていつも飛ばしてしまいます。そうして一番好きなのは日本盤のみのボートラ、「Best Sunday Dress」です。コレばっかりは絶対日本盤じゃないと意味がないっ。「Asking For It」と並んでマイ・ホール・ベストトラックであります。

真夜中12時にお風呂に浸かりながら「if the world is so wrong yeah you can break them all with one song」と思いっきり声をだしてみるのは気持ちよかったですよ、コートニーのダミ声と一緒ならくそったれーと悪態をつきながら猛進できるような気がするのです、そうして悲しい曲はどこまでも悲しく、切なくて「no loneliness, no misery is worth you」と叫べば余計なことまで思い出すのだけれどそれでもちっくしょーと中指立てながら生きていけるような、そんな気がするのです、いつもいつもすみませんねえ、ご近所さん。
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2005年03月19日

ヤン・ティルセン&シャノン・ライト

ヤン・ティルセン&シャノン・ライト

第一声。

「くらっ」

その後言葉を失いました、暗すぎる・・・死にたすぎる・・・。

ヤン・ティルセンという人は「アメリ」のサントラを手がけた人だそうです。「アメリ」みてません、あの奇妙な盛り上がり方がいやだったので避けて通ってたら見る機会を失ってしまいました、でもほっこりなオナハシなんでしょう? 全然繋がらない・・・

最近聞き始めたシャノン・ライトのほうはというと「クロウズデル」というバンドのギターボーカルであったそうです。知らないなあ。ごたごたを経てソロ活動開始、こないだ書いた「Flightsafety」を皮切りにミニアルバム含めて5枚出してる、みたいです。ふーん。日本盤はちょっぴり高いけれどこういう貴重なライナーがついてるところがうれしいですね。「クリスティン・ハーシュとPJハーヴェイとリサ・ジェルマーノ(リサ・ゲルマーノだと思ってたのは私だけ?)のいいとこどりをしたようなシャノンの個性が」っていう下りを読んでああなるほど私が好きにならないわけがなかったなと納得したのでした。おまけにアルビニプロデュースだったのね・・・。

くらーいオンガク大好きですがコレばっかりはあまりにくらすぎてT7あたりでもう聞いていられないと思ったのでした。日本盤を買わないのはライナーにくっついてる訳詞が嫌いだからなんですが逐語訳で表されるシャノンさんの言葉世界もまっくらで「わたしには体重がない」ときました・・・。多分身体になじむまで聞き込むことになると思いますがその頃に多分出るであろう、いや出てほしいポーティスヘッドの新作がもしかしたら明るいオンガクに聞こえちゃったりするかもしれません、とーにーかーくくらい、そんな一枚です。
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2005年03月18日

Among My Swan / MAZZY STAR

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Among My Swan

ジャケ買いです。アマゾンさんでリストマニアなんかをちろちろと眺めていたときにうわーなにこのキレイなジャケは、と一発でカート決定しました。

私はパウル・クレーが非常に好きだったりするのですがこの例によって例のごとく何も知らないMAZZY STAR というアーティストのこのジャケは壁に飾りたいくらい美しいと思いました。

で音のほうなんですがとろとろふわふわの女性vo.にハーモニカとか優しいギターとかが折り重なって極上の癒しを提供してくれます。スローテンポのけだるいオンガクです。不眠症なものでベッドに入ってからがこれ、毎晩闘いだったりするわけですが電気を消した真っ暗な部屋にこのオンガクが漂っている感じはまったくもってこのジャケの通り。ああ、また眠れないまま1枚終わってしまった、ということはこれまで一度もなくて、心地よく眠りに引き込まれます。要するに最後まで聞き終えたことがいまだにないわけですが、この私が眠ってしまう、のだからα波が相当に出てるオンガクだと思いますよ。
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2005年03月17日

耳が8つくらい欲しい。

あーアレも聞きたいコレも聞きたいソレもソレもソレも聞きたいのー

に時間がないのです。

最近月に10枚くらいのペースでばんばん買っていたものですから聞き込んでおくれとたくさんのCDさんたちが私を見つめてきます。今日はJULIE DOIRONさんのあの虚無的な目とばっちり目があってしまったので「Goodnight Nobody」を聞いているのですがT2「sorry partV」なんて聞いてると「all apologies」よりずどーんな気分になって参ります。

トーリの「The Beekeeper」もまだまだ聞きたいしその前の「Scarlet's Walk」もまだまだだしついに買っちゃったCONVERGE「Jane Doe」ももうとっくに届いてる「ヤン・ティルセン&シャノン・ライト」もまたまたジャケ買いをしてしまったMAZZY STAR「Among My Swan」もはやくちゃんと聞きたいし、そうしてこれだけまだ聞いてないMEGADETH「The World Needs a Hero」もずぇったい聞かなきゃならないし、

ホントに仕事しながらこっそり耳にMDウォークマン突っ込んぢゃおうかななんて考えます。黒いハイネック着て両耳のあたりで髪を束ねておいたら分かんないんぢゃないの、とかもう発想が高校生並みです、よく取り上げられました、返してもらうために何枚写経したことか(うちのガッコ、仏教学校だったんです)。

そんなわけでもしも私がお店を持ったら、なんて考えたりもしますよ、その昔とある人に「nadja.」っていうお店に連れていかれたことがあるんですがそこではUTE LEMPERがかかっていたりして心底ステキだなあと憧れたものです、

そんなこと書いてる間に大好きなT9「the songwriter」にさしかかって参りました。やっぱりいいです、コレ。

Goodnight Nobody
Goodnight Nobody
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2005年03月15日

The Beekeeper / TORI AMOS

通勤途中、休憩時間、ヘビロテで回し続けてそろそろじんわりと沁みてきました。今回はエキセントリックな部分は影をひそめていて、キレイで心地よい「歌もの」です。お花の種が封入されたジャケは少しサイズが大きくて、歌詞カードなども紙ジャケと一体化しており、まるで絵本のように凝った作りになってます。歌詞もクレジットもすべて六角形にレイアウトされていて、ホントにおされです。

どうも収録19曲(DVDに収録の「Garlands」も含めると20曲!)が6つのコンセプトに沿って分類されているようで、これは聞き込んでいけばかなり楽しめる奥の深い作品のようですよ、どうも。

封入されている「The Beekeeper Mix」はいったいどんなものが芽吹いてくるのか分かりませんが今度の休みにでもベランダのプランターに植えてみようと思っています。

私はトーリのピアノものが好きですが、T3「The Power of Orange Knickers」とかT10「Cars and Guiters」なんかを聞いていると、歌い手である前にまずプレイヤーなのよ、と公言していたトーリも今は「歌う」ことにもとても夢中になってるんだろうな、って勝手に想像します。

「オンナノコ」がぎっしりです、今回の新作。
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2005年03月12日

Killing Is My Business / MEGADETH

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Killing Is My Business...

世間様の流れとは一波も二波も遅れておりますので、リマスターが出たのはえっと2002年のことなんですかね、今更「来日記念」と自分の中では銘打ってとりあえずコレを、とりあえず音が極悪なことで有名なコレを、まず買ってみましたよ。

別物ですから。
今まで聞いてたのはいったいなんだろう、と思うくらいには別物ですから。

インポートものを買ったのですけどムス様とジュニアのコメントもついてて興味深いです。あ、めんどくさいので今日は訳してません、明日仕事の休憩時間にでもにやけながら読むつもりです。いちばん最初のとこだけ読んだです、「メタリカをクビになってニューヨークを後にしたとき、俺はとにかくヤツらの血を欲した、ということしか覚えていない」という衝撃的な一文が・・・。とにかくアンチメタリカの一念のもとに作られたアルバムだったわけですね・・・。

ムス様の怨念まで感じ取れてしまうくらいクリアな音質が本当にびっくりのリマスター盤、お持ちでない方は是非。他は別に買わなくていいんじゃないのー、と思うけど1stだけはマスト、です。T6「looking down the cross」、もともと好きですが100倍かっこよくなってます。続きを読む
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2005年03月11日

ちょ、ちょっとまったー!

今「いまのきもち」のアマゾンページを見ていて驚愕しました。

ヴィニー・カリウタ(ドラム)、マイケル・トンプソン(ギター)など、世界的なミュージシャンが参加、プロデュースとアレンジを瀬尾一三が担当した32枚目のオリジナル・アルバム。


ヴィニー・カリウタ。どっかで最近すごく見た。Vinnie Colaiuta。

・・・MEGADETHの「The System Has Failed」で2バスドコドコいわしてる人やんかー!!
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寒水魚/中島みゆき

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寒水魚

昨日ちょっとこじゃれた料理店に予約を入れて「忍びの間」とかいう名前の奥まった部屋に案内されたりしたんですけどそんときジャズィな感じおされな感じにアレンジされていたのはずぇったいずぇったい「砂の船」でした。「いまだれもいないよるのうみをすなのふねがゆく」の「すなのふねが」の部分の音程を取るのが非常に難しいことで有名な「砂の船」でした。どのアルバムに入ってたんだっけな、とMDケースをひっくり返すとそうでした、1981年リリースの「寒水魚」でした。

中学生くらいのときに近所の「貸しレコード屋(・・・)」で借りてそれを録音したテープをMDに落としたものなので非常に音がモコモコしており録音レベルもびっくりするくらい低いのですけれどそれ以上にMDに落とす以前に聞きすぎました。特に「鳥になって」と「捨てるほどの愛でいいから」。あと「家出」もいいんだなあ、あ、もちろん「歌姫」もすごくいいんだなあ、ヂツは私「いまのきもち」を聞いていないので今のみゆきさんの声で瀬尾さんのアレンジでいったい「歌姫」と「傾斜」がどんな変貌を遂げているのか知らないんですけど改めて「寒水魚」を聞いてみて思うのは「ちっとも怖くないぢゃん」ってことで、みゆきさんは多分90年代のはじめくらいに歌い方じたいを変えたと思うのですよ、発声を。それ以降の歌い方のほうが棘があって、凄みがあって、怖いんですよ。「捨てるほどの愛でいいから」なんてどう聞いても泣きながら歌ってらっしゃいますけれど声じたいはものすごく優しいのです。

お風呂で「いまだれもいないよるのうみをすなのふねがゆく」と歌ってみてやっぱり音取れませんでした。ううーん、近所のカラオケ屋がつぶれてしまう前に是非とも「ひとりカラオケ中島みゆきしばりもちろんフリータイム」をやっておくんだったとひたすら後悔。
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2005年03月10日

The Trinity Session / COWBOY JUNKIES

The Trinity Session
The Trinity Session

どうにも具合が悪くて毎日がリセットの連続で「無人島に持っていく」CDばかり聞いてます。大好きです、このCD。カウボーイ・ジャンキーズの熱心なファンなのかと問われるとそうでもない気がしますがこの1枚だけはむちゃくちゃ好きです。特にT1からT3の流れだけはもう他のなにものもかわりになれないというくらい好きです。そんなかでもT3の「blue moon revisited」は葬式で流してとお願いしたいくらい好きです、いやホントに。

T2の「misguided angel」を友人の結婚式の二次会で歌ったことがあります。泣いちゃって泣いちゃってあんまりよく覚えてないんだけれど今ではちょっと思い出すのも辛い曲になってしまったりもしてますけどそれでも好きです、自分がおヨメに行くときはコレを弾き語りなんぞしてみたいとか相手もいないくせに考えていたりします、彼女の二次会でコレを歌ったとき、多分あのときはまだ私と誰ぞはどっからどう見たって「お似合いの二人」であったはずで「ギターの子、彼氏やろ?」と尋ねられて号泣したことなんかはもう遠い昔のお話、

だからこそ「blue moon...」の

blue moon you saw me standing alone
without a dream in my heart
without a lover my own
blue moon you knew just what i was there for
you heard me saying a prayer for
someone i really could care for


が沁みるわけで。日々色々なものを失ってばかりです。
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2005年03月07日

Countdown to Extinction / MEGADETH

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Countdown to Extinction

おかげさまでチケットも無事購入できまして。あとは4月9日が自分の命日にならないことを祈るばかりになりました。でなにが「くそったれー」かというとですねこれ、私「先行予約」とかそういった言葉に非常に弱く、なおかつここんとこしばらくライブから遠ざかっていたのでチケットの買い方がいまいちよく分かっていないんですよ、昔は土曜とか日曜、朝の5時とか6時からチケットぴあの前に並んだものです、かつてムスさまがやってきてくれなかったこの「Countdown to Extinction」ツアーのときもたしかそうして前から4列目を押さえたものでした、

そのつもりで今日チケぴの前に9時半(・・・気合い足りない?)に行ったらひとっこひとりいないの。10時になってもだーれもいないの。おまけに「10時半からの営業になります」とか紙が貼ってあるの。「お急ぎの方はHEPFIVE店へ」。阿呆、今からHEPなんか行ってたら10時半回るわいボケ。

10時半になっても結局店頭にチケットを買いに来てたのは私だけでした。みなさんどうやってチケット買ってるんですか・・・???

あんまりいい整理番号ではありませんでしたがまあとにかく取れたのでいいです、ああ私ついに生メガデスが見られるんだわ・・・でもきっと「go to hell」はやってくれないわ(苦笑)、このアルバムの中で「go to hell」が一番好きなの、なんて書いたらおまえほんまにメガデス好きなの? と突っ込まれたりしそうなのでもちろん「symphony of destruction」も好きですと付け足しておきます。
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2005年03月06日

Flightsafety / SHANNON WRIGHT

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Flightsafety

多分これが1stのはずなんです(間違ってたらごめんなさい)。
薄っぺらいライナーが一枚挟まってるだけなのでよく分からないのですが

players: shannon wright-guiter,drums,piano,wurlitzer(なんでしょうか)、hammond,keyboards,noises,vocal


とあります、要するにひとりでなんでもできちゃうわけです。すげー。コレは「Dyed in the wool」とは一味違ってふんわりした感じです。決して明るくはないですが死にたくはなりません。もうすぐ我が家に「ヤン・ティルセン&シャノン・ライト」というまんまなCDが届くことになっているので多分それにはなんらかの解説がついていて私もこの才女についてなんらかの情報を得ることができるでしょう。

実は職場の同僚に「ギターで癒されたい」という注文つきで「なんかオンガク貸して」と言われていて、一瞬この「Flightsafety」にしよっかなと思ったのですがあまりにマイナーすぎるかなと躊躇しています。相手の趣向もわからないし、人にオンガクを貸してさしあげるというのは非常に難しいですね。
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2005年03月05日

すべてがFになる/森博嗣

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すべてがFになる/講談社文庫

またしてもFになってしまいました。

どんな本でもそうですが、読了して骨子は覚えていても、その細部まではたいてい忘れてしまっているので、読み返してみると色々と新しい発見があったりして楽しいものです。S&Mシリーズで読み返してみたいのはあと「封印再度」と「有限と微小のパン」くらいかなあ。

ところで私は一次関数も解けないバカなので「7だけが孤独だ」というほとんどこのミステリの鍵ともいえるモチーフの意味を理解することができません。

「1から10までの数字を二組に分けてごらんなさい。そして、両方とも、グループの数字を全部かけ合わせるの。二つの積が等しくなることがありますか?」「ありません」萌絵は即答した。「片方のグループには7がありますから、積は7の倍数になりますけど、もう片方には7がないから、等しくはなりません」

この部分を読んでははーんなるほどと思った方は後半部分で展開される10進法とか16進法とかの「謎解き」もははーんなるほどと納得することができるだろうと思うのですけれどははーんなるほどと思えなかった方でも私のように「すげえおもしれえ!」と思うことは可能です(笑)、なんというかもて遊ばれているような、「絶対にどうしても理解できないもの」の前でただすげえすげえと脱力しているような、そんな受動的な楽しみ方が、できます。

そんなどうしても理解できない「理系の壁」をこえてでも私がここまでのめりこんでしまったのは多分、全体に漂っている虚しさの感覚、なんだと思います。文系でも理系でもすべてを突き詰めていったところにあるのは結局、「ある種の虚しさ」であることに、違いはありませんから。
posted by nadja. at 18:21| ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月04日

Summer Make Good / MUM

Summer Make Good
Summer Make Good

具合がすぐれないので癒し系を聞いています。どこまでも優しいオンガク、そうしてほわほわとしたロリータ系の甘いボーカル、先月買ったものですがとことんヘビロテです。ムームの作品の中で一番のお気に入りかもしれません。やっぱり元気のないときにはウルサイ系、ノイズ系のオンガクはよろしくないようです。

近頃むやみやたらにCDを買ってしまうので1枚1枚への愛情がどうしても薄くなりがちです。決して年齢のせい、にしたくはありませんが、昔はこれ! と思ったら何時間でも歌詞カードを眺めながら擦り切れるまで、傷だらけになるまで、テープがのびるまで、コピってみていざスタジオであわせてみると「あんた音半音低い」と言われるくらいまで聞き続けたものでした。いや多分私のウォークマンがソニー製だったからとかそんな理由ではなくて(多分)。

それはシアワセな時間でした。そんなことができるのは、若いうちだけです。若い人、どんどんオンガクを聞いてください。身体に沁みつけてください。いつか財産になります。
posted by nadja. at 01:03| music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月03日

DZ(ディーズィー)/小笠原慧

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DZ(ディーズィー)/角川文庫

点滴打ってもらったら寒気がとまらなくなっちゃって結局休んじゃいました、ホントはこんなことしてる場合じゃなくて眠らなきゃならないんですけど本書にもある通り「眠るって、何もできないからつまらない」し。

SFなんでしょうか、ミステリなんでしょうか、遺伝子操作のお話です、ES細胞とか染色体がどうしたこうしたとか進化とか。そういうことは一切分からない私ですがそれでも面白く読めました。ただ、序盤舞台があまりに小刻みに入れ替わりすぎます、ヴェトナム、アメリカ、日本、そうして時系列もあいまいで、いったい何年後のことなのか、これはいつの話なのか、見失うことたびたびでした。それはただ単に私が熱出していて意識朦朧としてたせいかもしれませんが。

でもラストがすごいんです。終章の「再生」で驚愕しました、そーいうことかーっと。あまりに雑然と張り巡らされていた複線がぜーんぶすとんとまとまるような感じ。「パラサイト・イヴ」ほど猟奇的ではなく「イエスの遺伝子」ほどウソ臭くはない、サイエンス・ミステリ。

オガサワラ、というのは個人的に非常に気になる名字でもありまして、オガサワラさんの経歴をちらりと調べてみました、「東京大学哲学科中退。東京大学医学部卒。精神科医。」うわーお、そりゃこんな難解な作品も書けるはずですね。
posted by nadja. at 17:43| ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月02日

Felt Mountain / GOLDFRAPP

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Felt Mountain

うそつきーっ!!
うらぎりものーっっ!!
「Black Cherry」と全然違うぢゃんかーっっ!! 

・・・普通なら「Felt Mountain」が1stですからこちらからはいってなんだこの2ndは、ということになったと思うのですけれど私は何事もすべてが遡りですので・・・。「Black Cherry」は、私には少しコケティッシュすぎて、電子音が耳につきすぎて、うーん、だったのです。でも私が巡回しているオンガク系のサイトではよくこの「Felt Mountain」が素晴らしいと見かけますし、それも「退廃」だとか「陰鬱」だとかそんなキーワードつきで紹介されていますしちょっと迷ったけどえーい今更だけど買ってしまえと。

コレを買わなくて何を買いますかくらいの勢いで気にいってしまいました。

上品で、おしゃれで、独特の、それも私がこよなく愛するある種の独特の雰囲気に満ちていて、美しいです。落ち着きます。心地よい世界に脱出できます。

まったくもうこれだから油断できない。
posted by nadja. at 00:14| music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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