シモーヌ・ヴェーユ 山崎 庸一郎

ずっと『著作集』でしか読めなかったし、品切れ状態で、アマゾンでもアホみたいな値段ついてましたが、春秋社より新装版で出ています。実を言うとそのアホみたいな値段で買ったうちのひとりなのですけどまあそれはおいといて、今年ヴェイユ生誕100年、この魂の美しさ、気高さは不滅。
「義務の観念は権利の観念に優先する。権利の観念は義務の観念に従属し、それに依存する。一つの権利はそれ自体として有効なのではなく、その権利と対応する義務によってのみ有効となる。」
義務を放棄して権利ばかりを言い立てる時代に、本書が白く鋭い槍となって深く厳しく突き刺さらんことを。










